PERFORMANCE

「イベント主催者の想い、イベントの趣旨、
それらを書で表現することにより、観ているお客様に伝わるようにする」

それが書道パフォーマンスの意義であり、私の役割です。

書道パフォーマンスにかける想い

私が何故、書道パフォーマンスをするのか・・・
単に自分の書を人に見てもらいたいからではありません。
得意な書体を書いて・・・
と言われても、
それでは何のために人の前で書くのかが私にはわかりません。

得意な書体があれば、
自分一人で練習し展覧会で作品発表すればよい事だと思います。

「イベント主催者の想い、イベントの趣旨、それらが、
私が書を書く事により、観ているお客様に伝わるようにする」

それが私の書道パフォーマンスにおいての役割だと思っています。

「想いを伝える役割」です。

書道パフォーマンスで書いた書を単なる作品として、出来上がってから観る…
では本来の意義とは違ってきます。
その視点で観るのは、展覧会や審査会等にして頂ければと思います。

パフォーマンスは直に観て頂かなければ意味がないものと思っております。
直に観て頂く事で

「伝わるもの」

これに焦点を当てているからです。
なにが伝わるかは人それぞれ違うと思います。
楽しさ、悲しさ、辛さ・・・感動・・・
言葉にならないけれど・・・込み上げる「なにか」だったり。
その「なにか」に素晴らしい意味があるのです。

音楽の演奏会やLIVE、それと同じです。

私が書道パフォーマンスをするきっかけを作ってくれたのは、地元のバンドミュージシャンでした。

彼らが、イベントにかける情熱!
地元を盛り上げ、これからの子ども達に、世界の子ども達に光を!希望を!

その想いを、主催者の方々と共に書道パフォーマンスでお客様に伝えることが出来たとき、私自身がとても感動したのをこれからも忘れることはありません。

「イベントを一緒に作り上げる」そのスタンスが、良いものを作ると信じます。

HARUKAze art 書 龍史